



フルマラソンでサブ4(4時間切り)を目指すには、継続した練習と戦略的なトレーニングが欠かせません。今回は、初フルマラソンでサブ4を達成した筆者の経験をもとに、難易度別に調整可能な1週間の練習メニューをご紹介します。練習の強度やペース、そして食事のポイントもあわせて解説します。
まず、サブ4達成のためには、平均で1kmあたり5分40秒程度のペースを維持する必要があります。これは体力だけでなく、効率的な練習とコンディション管理も重要です。
【初級者向け:週3回のシンプルメニュー】
曜日メニュー内容
月 休養日ストレッチやウォーキング
火 ジョグ5km(キロ6:30)
水 休養日軽めの筋トレや食事改善
木 インターバル走400m×4本(キロ5:00)
金 休養日栄養バランス重視の食事
土 ロング走15km(キロ6:00〜6:30)
日 軽いジョグ3km(リカバリー走)
練習の難易度は控えめですが、週3〜4日の走行習慣で体を作ることを優先します。
【中級者向け:週5回で距離とスピードを両立】
曜日メニュー内容
月 ジョグ6km(キロ6:00)
火 ペース走8km(キロ5:30=サブ4ペース)
水 休養日 (タンパク質中心の食事)
木 インターバル走1000m×3本(キロ4:50)
金 ジョグ5km(疲労抜き走)
土 ロング走20〜25km(キロ5:50〜6:00)
日 休養 or ストレッチアクティブレスト
難易度はやや高めですが、実戦的なペース走とロング走がサブ4への鍵となります。
サブ4を目指すランナーにとって食事はパフォーマンスに直結します。以下のポイントを意識しましょう。
朝食: バナナ・オートミール・ヨーグルトでエネルギーを補給
昼食: タンパク質と炭水化物のバランスを重視(鶏むね肉・玄米など)
夕食: ビタミン・ミネラル豊富な野菜、魚、大豆製品を活用
走行前後: 走る30分前にバナナ、走った後30分以内にプロテインや炭水化物を摂取
私も初のフルマラソンでは「月1ハーフ」の距離を維持しながら、無理なく練習を積みました。インターバル走はきついと感じる日もありましたが、ペース管理と食事習慣を整えたことで、レース当日は見事に3時間42分でゴールできました。

フルマラソンでサブ4を目指すには、決して無理な練習をする必要はありません。難易度に応じてメニューを調整し、ペース感覚を養い、食事にも気を配ることで、着実にゴールに近づくことができます。
自分に合った練習とライフスタイルを見つけて、サブ4の壁を一緒に乗り越えましょう!